公務員・教員

強さと同じくらい、優しさも大切にできる。
そんな警察官の姿を理想に描いています。

兵庫県警察 合格三浦 悠弥 さんYuya Miura法学部卒(2015年3月) / 兵庫県立 尼崎高校 出身

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まず警察官をめざしたきっかけについてお聞かせください。

中学生の頃から漠然と公務員という職業に就きたいと思っていたのですが、はっきりと警察官か消防士をめざそうと決めたのは高校3年生の時です。野球やバスケットボールなどの部活動を通じて体力には自信がありましたし、人前で話したりする経験も多かったので、向いているんじゃないかと思ったんです。
 実は高校3年生の時に一度公務員試験に挑戦したんですが、残念ながら不合格でした。そこで大学か専門学校への進学を考えました。両親のすすめもあり、公務員試験に力を入れている大学を探した結果、大阪経済法科大学と出会いました。公務員試験の合格実績もしっかりしていましたし、Sコース(特修講座)が無料で受講できるのも決め手になりました。

では、入学されてからは、Sコースで学ばれたんですね。

1年と2年の間は公務員講座も基礎的なものだったので、ほぼ独学で勉強を進めましたが、3年生からはSコースでしっかり学びました。より専門的な授業内容でしたし、個別の質問にも対応していただけました。経法大の4年間は公務員対策をしっかり行えただけでなく、その仕事の内容ややりがいを深く学べた、貴重な期間となりました。

なるほど。その他に公務員試験に役立った大学のサポートを教えてください。

視野を広げるために一般企業への就職活動も行おうと、3年生の12月に行われた合同説明会に参加しました。幅広い世界を知りたかったので、業種や職種もあえて絞らず、興味が持てる会社には足を運んで話を聞きに行きました。もし公務員への夢が断たれても納得して就職できる企業を選びたいと、妥協せずに就職活動を行った結果、内定を獲得。これで卒業後の進路の1つは確定したので、公務員試験も楽な気持ちで臨めました。

そして、さまざまな努力の末、見事兵庫県警察に合格されたんですね。おめでとうございます。

夢が叶ってうれしいというよりも、やっとスタート地点に立てた、ここからまた頑張れる、という感じですね。就職活動を通じて公務員と一般企業との違いを実感し、改めて公務員として活躍したいという強い気持ちを持つことができました。

その経験がキャリアメンターとしての活動にも活かされているんですね。

そうですね。今、就職対策や公務員試験対策などの講座で、在学生をサポートするキャリアメンターをしています。上から目線での指導ではなく、同じ目線で親身に話せる存在でいたいと思っています。就職活動も公務員試験対策もわからないことが多いと不安になるものなので、自分の経験をふまえたアドバイスが少しでも後輩の役に立つといいですね。

では最後に将来の夢、どんな警察官になりたいかということについてお聞かせください。

警察官は時によって、人に対する厳しさが必要となる仕事です。でも、決して高圧的にならず、優しい気持ちを持って叱ることができる、強さと優しさを併せ持った警察官になりたいと思います。特に兵庫県は交通事故が多いので、将来的には白バイ隊員として活躍し、交通安全への意識を高める活動にも取り組みたいですね。

受験生の皆さんへのメッセージ

公務員をめざすなら経法大はおすすめです。講座もいろいろと開講されていますし、4年間しっかりと勉強すれば夢は叶うと思います。また、学生時代は勉強以外にも、クラブ活動やアルバイト、地域行事への参加など、とにかくいろいろな経験をすることは大切ですね。机に向かっているだけでは学べないたくさんの学びがありますし、広い視野も養えます。その広い視野は、将来の活躍にきっと役立つはずです。

※掲載内容は取材当時のものです。

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